一般的に化粧水と言えば。柔軟化粧品と呼ばれるものが多く保湿成分が角層に水分を与えて、皮膚を柔軟にし、水々しく潤いのある肌を保ちます。
基本的に化粧水は乾燥を防ぎ、水分を補給して潤いを保つことを目的としていますが、基礎となる成分にプラスして、お肌にさまざまな訴求をもたらす成分が含まれるものがあります。
化粧水は毎日使うものですので、目的に合う訴求成分を配合した化粧水を選んで、みずみずしい肌にプラスのエッセンスを加えることができます。

美白化粧水:肌のメラニン生成を抑制し、シミ・くすみを防ぐ成分が含まれます。

引き締め化粧水(収れん化粧水):毛穴を引き締め、肌のキメを整えるために使われます。
脂性肌の人やTゾーン部分に皮脂が多い人、皮脂分泌が多く化粧くずれをおこしやすい人は、収れん作用(毛穴の引き締め作用)や、皮脂分泌抑制作用をもつものを選ぶことも、肌改善の方法の一つになります。

敏感肌用化粧水:肌に優しい成分で刺激を抑えて保湿ができます。

エイジングケア化粧水:肌の老化を防ぎ、ハリ・弾力を与える成分が含まれています。

ニキビ用化粧水:ニキビの原因となるアクネ菌を抑制し、肌荒れを防ぐ成分が使用されています。

ふき取り化粧水:クレジングなどで化粧を落とした後、肌に残った油分の拭き取りやメイク、また余分な角質をとるために使用されます。そのため、保湿剤やエタノールなどの界面活性剤が配合されています。

このほか、オールインワン化粧水や化粧水クリームなど、複数の機能を持った化粧水もありますが、有名なものから選ぶのではなく、自身のお肌の悩みに訴求できる化粧品を選ぶようにしましょう。

コットンパックの注意点

化粧水を使ったコットンパックの注意点

コットンを化粧水でひたひたにして行うコットンパック。
お肌の乾燥が気になる時に行う人もいますが、誤った方法でかえってお肌を傷めていることがあります。
水分は、水分が少ない方(乾いている方)に移動する性質があり、十分に潤っていないコットンを肌にのせると、肌の水分を逆にコットに吸い取られてしまうことがあります。
コットンはしっかり濡らすことが大切です。

何枚かのコットンに500円硬貨大ほどの化粧水を複数箇所に分けて垂らし、コットンの隅々にまで化粧水をいき渡らせます。
(化粧水がもったいない…という場合は、コットンを先に水で濡らしておきます。)

空気が入らないように肌に密着させ、目、鼻、口周りを避けて顔の数箇所にはります。
コットンをはがしたら、手のひらで優しく顔を押さえて化粧水をお肌に馴染ませます。

注意点は、コットンが乾くまで顔の上に置かないようにします。
逆にお肌の水分をコットンに奪われないようにしましょう。