毎日のコーディネートを考えるのが楽しくて仕方ない女性のみなさん。今年の初夏は心がふわっと軽やかになるパステルカラーが大注目なんです!憧れの高級ブランドも2025年春夏コレクションでパステルカラーをたっぷり使っているのを見て「これはもう取り入れるしかない!」と思いました。でも正直、パステルって可愛すぎて子どもっぽく見えちゃうんじゃないかって心配もありますよね。
そこで今回は、20代〜30代にぴったりな「大人可愛い」パステルコーデの着こなし術をお伝えします。今年流行りの5つのパステルカラーを使って上品で洗練されたスタイルを一緒に作っていきましょう。

2025年春夏の主役!注目すべき5つのパステルカラー

今シーズンのパステルカラーはただ可愛いだけじゃないんです。どの色も大人の女性が身に着けやすいように少し落ち着いた深みのある色合いになっているのが特徴。実際にランウェイを見ていても「これなら普段使いできそう!」と思える色ばかりでした。

押さえておきたいのがベビーブルー。水色よりもさらに優しくて、まさに赤ちゃんのお洋服みたいな色合いです。この色の素晴らしいところは、どんな肌色の人にも似合うこと。白いシャツの代わりにベビーブルーのブラウスを着るだけで、いつものオフィスコーデが一気に今っぽくなります。特に白いパンツやベージュのスカートと合わせると、清潔感があって上品な印象に。

次にパウダーピンク。これは本当に万能で甘すぎないピンクなので大人女子でも取り入れやすいんです。グレーのジャケットと合わせれば仕事でも使えるきちんと感のあるスタイルになりますし、デニムと合わせれば休日のカジュアルコーデにも最適。私も最近パウダーピンクのニットを買ったのですが着るたびに「優しそうな雰囲気ですね」って褒められるようになりました。

バターイエローは今季の大本命カラー。普通の黄色だと派手になりがちですがバターのようなクリーミーな黄色なら意外とどんな色とも相性が良いんです。特に白やベージュ、グレーと組み合わすと春らしい明るさを演出できます。ただし黄色は顔映りに影響しやすい色でもあるので顔から離れた位置(ボトムスや小物)から取り入れるのがおすすめです。

ミントグリーン。緑というと少し取り入れにくいイメージがあるかもしれませんがミントのような爽やかな薄緑は本当に使いやすいんです。特に暑くなってくる初夏にぴったりで、見た目にも涼しげ。白いパンツやスカートと合わせるとリゾート感のある上品なコーディネートが完成します。

注目色はモカムース。薄いブラウンのようなコーヒーにたっぷりミルクを入れたような優しい色合いです。ベージュよりもちょっと個性的で、でも派手すぎない絶妙なバランス。どんな色とも相性が良くて特にホワイトやクリーム色と合わせるととても洗練された印象になります。

大人女子必見!パステルカラーを上品に着こなすコツ

パステルカラーを大人っぽく着こなすには、いくつかのポイントがあります。一番大切なのは「甘くなりすぎない工夫」をすること。可愛らしさの中にも、きちんと感や洗練された雰囲気を織り交ぜることで、30代にふさわしい上品なスタイルが作れるんです。

色の組み合わせについて。パステルカラー同士を組み合わせる時は、同じトーンの色を選ぶのがポイントです。例えば、パウダーピンクとベビーブルーを合わせる時、どちらも同じくらいの淡さ・明るさの色を選ぶと統一感が出ます。逆に、一つは濃いピンク、もう一つは薄いブルーだと、ちぐはぐな印象になってしまうことも。
一番失敗しにくいのはパステルカラー×ベーシックカラーの組み合わせ。白、黒、グレー、ベージュ、ネイビーといった定番色と合わせることで、パステルカラーの良さを引き立てながらも大人っぽさをキープできます。特に黒と合わせると、甘さが適度に引き締まって、とてもスタイリッシュに見えるんです。

素材選びも重要なポイント。同じパステルカラーでも素材によって印象がガラッと変わります。シルクやサテンのような上品な光沢のある素材ならパステルカラーでも大人っぽい印象に。逆にコットンやリネンのようなカジュアルな素材ならリラックス感のあるスタイルに仕上がります。オフィスで着るなら前者、休日なら後者を選ぶといいでしょう。

アクセサリーの使い方もコツがあります。パステルカラーのお洋服には、ゴールドやシルバーのシンプルなアクセサリーが良く似合います。あまりゴテゴテしたものは避けて、華奢なネックレスや小ぶりなピアスを選ぶと上品さがアップ。腕時計も、レザーベルトのクラシックなデザインを選ぶと、きちんと感を演出できます。
メイクや髪型との バランスも大切。パステルカラーのお洋服を着る時はメイクは少し控えめにするのがおすすめ。お洋服が主役になるように、ナチュラルなベースメイクに淡いピンクやコーラルのリップを合わせると統一感が出ます。髪型もきちんとまとめたアップスタイルよりゆるく巻いたダウンスタイルの方がパステルカラーの優しさとマッチします。

全体のバランスについて、パステルカラーを全身に使う時は2色までに抑えるのが鉄則。3色以上使うとどうしても子どもっぽい印象になってしまいがち。パステルカラーのアイテムは1点に絞って他はベーシックカラーでまとめる方が失敗しにくいです。慣れてきたら少しずつ色を増やしていけばいいので最初は無理をしないことが大切ですね。

シーン別!パステルカラーコーディネート実例集

パステルカラーって「どこに着ていけばいいの?」って思いがちですが、実は意外とどんなシーンにも対応できる万能選手なんです。コーディネート次第でオフィスから休日のお出かけまで幅広く活用できます。

オフィススタイルではきちんと感を重視しながらも、春夏らしい爽やかさを演出したいですよね。おすすめはパウダーピンクやベビーブルーのブラウスをネイビーやグレーのパンツスーツと合わせること。白いシャツの代わりにパステルカラーを使うだけでいつものオフィスコーデが一気に今っぽくなります。足元は黒のパンプス、バッグも黒やネイビーの革製品を選ぶと全体が引き締まって見えます。

ジャケットスタイルならモカムースのジャケットに白いインナー、ベージュのパンツを合わせるのも素敵。この組み合わせは、会議や商談でも好印象を与えること間違いなし。アクセサリーは、ゴールドの華奢なネックレスと腕時計を合わせて上品さをプラスしましょう。

休日のカジュアルスタイルではもう少しリラックス感を出したいところ。ミントグリーンのカットソーに白いワイドパンツを合わせて、足元はスニーカーやフラットシューズにすると、お買い物やカフェ巡りにぴったりのコーディネートに。バッグはかごバッグやキャンバス地のトートバッグを選ぶとこなれ感がアップします。

デートスタイルならバターイエローのワンピースが主役級の可愛さ。全身イエローだと派手になりすぎるので白いカーディガンを羽織ったりベージュのサンダルと合わせたりしてバランスを取ることが大切。アクセサリーは控えめにしてお洋服の色を引き立てましょう。

お食事会やちょっとしたパーティーではパステルカラーの上品さを最大限に活用したいですね。パウダーピンクのブラウスに黒のテーパードパンツを合わせて、足元は黒のヒールパンプス。これだけで、きちんと感がありながらも女性らしい優しさをアピールできます。バッグは小ぶりなクラッチバッグやチェーンバッグを選んで少しドレッシーな印象をプラス。

子どもの学校行事では上品で控えめな印象を与えたいもの。ベビーブルーのカーディガンに白いパンツ、足元はきれいめのローファーを合わせるとママらしい優しさと品の良さを両立できます。アクセサリーは最小限に抑えて清潔感を重視しましょう。

どのシーンでも共通して言えるのはパステルカラーは「主役」にするのではなく、全体のコーディネートの「アクセント」として使うこと。TPOに合わせながらも自分らしい個性を表現できるスタイルが完成します。

体型カバーも叶う!パステルカラーの選び方と着こなし方

「パステルカラーって膨張して見えそう…」って心配している方多いんじゃないでしょうか。確かに明るい色は膨張色と言われていますが、選び方と着こなし方次第で、逆にスタイルアップ効果も期待できるんです。

まず色選びのポイントから。パステルカラーの中でもベビーブルーやミントグリーンは比較的収縮して見える色。青や緑系の色は、心理的に後退色と呼ばれていて、実際よりも細く見せてくれる効果があります。逆に、ピンクやイエロー系は少し膨張して見えがちなので、体型が気になる方はこれらの色をトップスに持ってくるよりもボトムスや小物で取り入れる方が安心です。

着こなしの工夫も大切。パステルカラーのトップスを着る時はボトムスに濃い色(黒、ネイビー、ダークグレーなど)を持ってくると、下半身が引き締まって見えます。全体のシルエットもメリハリがついてスタイル良く見える効果が。逆にパステルカラーのボトムスを履く時は、トップスを濃い色にすると上半身に視線が集まって気になる下半身をカバーできます。

素材選びでも体型カバーは可能。同じパステルカラーでもとろみのある素材や適度な厚みがある素材を選ぶと、体のラインを美しく隠してくれます。逆に薄すぎる素材やピタッとした素材は、体型をそのまま表してしまうので要注意。特にトップスは少しゆとりのあるサイズを選んで体型をふんわりとカバーするのがおすすめです。

レイヤードを活用するのも効果的。パステルカラーのカットソーの上に黒やネイビーのカーディガンやジャケットを羽織ると、縦のラインが強調されて細見え効果が期待できます。また、インナーにパステルカラーを着てアウターに濃い色を持ってくることで、顔周りは明るく体型は引き締まって見えるという一石二鳥の効果も。

小物使いも重要なポイント。パステルカラーのお洋服を着る時はベルトやバッグ、靴などの小物を濃い色にすると、全体が引き締まって見えます。特にウエストマークできるベルトを使うとメリハリのあるシルエットが作れてスタイルアップ効果抜群。

配色のバランスも考えましょう。パステルカラーを使う面積を調整することで体型カバー効果を高められます。例えば全身パステルカラーにするのではなく、7:3の割合で濃い色:パステルカラーにするとパステルカラーの良さは活かしつつ全体は引き締まって見えます。

自分に似合う色を見つけることも大切。同じパステルカラーでも人によって似合う、似合わないがあります。実際にお店で試着してみて顔色がパッと明るく見える色を選ぶのがベスト。似合う色を着ているとそれだけで表情が生き生きして見えて全体的に素敵な印象になります。

長く愛用できる!パステルカラーアイテムの選び方

パステルカラーって「今年だけの流行かな?」と思われがちですが、実は上手に選べば長く愛用できるアイテムばかり。投資する価値のあるパステルカラーアイテムの選び方をお伝えします。

最初は基本となるアイテムから揃えるのがおすすめ。一番使い勝手が良いのはパステルカラーのブラウス。きちんと感のあるシャツブラウスならオフィスでもプライベートでも活躍してくれます。素材はシルクや綿のように品質の良いものを選ぶと長く着ても型崩れしにくくて経済的。色はベビーブルーやパウダーピンクといった比較的どんな色とも合わせやすいものから始めると失敗しません。

次にカーディガンも重要なアイテム。パステルカラーのカーディガンがあるといつものコーディネートに羽織るだけで一気に春夏らしい装いに変身できます。選ぶ時のポイントはあまり厚すぎず薄すぎない、程よい厚みのもの。そし、シルエットはタイトすぎずゆったりすぎない、ちょうど良いサイズ感を選ぶことが大切です。

スカートなら膝丈からミモレ丈の上品な長さのものがおすすめ。フレアスカートやプリーツスカートなど女性らしいシルエットのものを選ぶとパステルカラーの優しさとマッチしてとても素敵に見えます。素材はシワになりにくいポリエステル混やきちんと感のあるウール混などを選ぶとお手入れも楽で長く愛用できます。

小物から始めるのも良いアプローチ。パステルカラーのスカーフやストール、バッグなどは、いつものコーディネートにプラスするだけで、簡単にトレンド感を演出できます。特にスカーフは、首に巻いたりバッグに巻いたり髪に巻いたりと使い方が豊富。一枚持っているだけでコーディネートの幅がグッと広がります。

選ぶ時の品質チェックポイントも覚えておきましょう。まず色落ちしないかどうか。パステルカラーは、洗濯で色が落ちやすいものも多いので、購入前に洗濯表示をしっかり確認。できれば色落ちテストをしてくれるお店で購入するか、信頼できるブランドのものを選ぶのが安心です。

縫製の丁寧さも重要。特に袖付けや裾の始末、ボタン付けなどをチェックして、しっかりと作られているものを選びましょう。ちょっと価格が高くても丁寧に作られたものの方が、結果的に長く着られて経済的です。

色の選び方ではあまり流行に左右されすぎない、定番的なパステルカラーを選ぶのがコツ。今年流行りの色も素敵ですが、来年も再来年も着られるように、ベーシックなパステルカラーを中心に考えると良いでしょう。

お手入れのしやすさも考慮に入れて。特に働く女性にとって、お手入れが簡単なことは重要なポイント。家で洗濯できるもの、アイロンがけが不要なもの、シワになりにくいものなど、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、長く愛用できます。

最後に、試着は必須。パステルカラーは、人によって似合う・似合わないがはっきり分かれる色。どんなに素敵だと思っても、実際に着てみて顔色が悪く見えたり、なんだかしっくりこなかったりする場合は、無理して購入しない方が賢明です。自分に似合う色を見つけることができれば、それがあなたにとって一生の宝物になるはずです。

パステルカラーで作る、私らしい大人スタイル

パステルカラーって、最初は「子どもっぽくならないかな?」って心配でしたが、着こなし方次第で本当に素敵な大人スタイルが作れるんですよね。今年の初夏は、ベビーブルー、パウダーピンク、バターイエロー、ミントグリーン、モカムースの5色を上手に取り入れて、いつものコーディネートをアップデートしてみませんか?大切なのは、全身パステルにするのではなく、ベーシックカラーとのバランスを考えること。そして、自分の体型や肌色に合った色を見つけることです。
上品で洗練されたパステルカラーコーデにもぜひチャレンジして、周りの人たちに「素敵になったね」って言ってもらえるような、自分らしいスタイルを見つけてくださいね。